子宮頸がんワクチン再考の時 村中璃子さん 池田香代子の世界を変える100人の働き人 13人目

f:id:sigotoningen:20190125090210j:plain


22:04~)「検診でできるのは早期発見だけです。ワクチンでは感染自体、発症自体を防ぐことができます」

と言っていますが、これは嘘ですね。

 

www.youtube.com

 

 

 

ワクチンが感染や発症を防ぐかどうかは未だに証明されていません。

HPVワクチンの有効性について(厚生労働省)

子宮頸がん予防ワクチンについては、導入後間もないことから、がんそのものを予防する効果は現段階では証明されていない

海外における数理モデルによる推計では、子宮頸がんワクチンの導入により、子宮頸がんによる罹患、子宮頸がんによる死亡を、ともに70%-80%減少させるとされている。

 数理モデルによる推計というのは、信頼性がかなり低いです。

 

かろうじて、子宮頸部の異形成がCIN1(軽度異形成)→CIN2/3(中等度・高度異形成)に進行する確率が低下すると言われているだけであって、それも被験者数が少ないため有意差があるといっても誤差とも解釈できるレベルです。

 

それに、すでにHPV陽性の人(幼少時に親から感染?)がワクチンを受けると、接種後に異形成になる確率が高くなります。HPV陽性の人にとっては、接種することによって余計に癌になりやすくなり不利益を被ります。

 

さらに、ワクチン接種によって抗HPV16抗体や抗HPV18抗体は大量に作られますが、年々減衰して4年後にはほぼゼロになります(FDAの資料参照)。

f:id:sigotoningen:20190106070958p:plain

Persistence of Anti-HPV cLIA Geometric Mean Titers

https://www.fda.gov/downloads/biologicsbloodvaccines/vaccines/approvedproducts/ucm111263.pdf

 

ということは、ワクチンの効果があるとしても4年しかもたないことになります。

10歳の子に接種しても14歳までしかもたないのなら打つ意味はないのではないでしょうか。せめて性交渉の始まる年齢まで待つべきではないでしょうか。そして4年毎に接種するのが合理的ではないでしょうか(安全性や有効性が保証されていればの話ですが)。

 

科学で主張したいのなら、エビデンスレベルの高い疫学データを示してほしいです。検出力の強い統計解析で有意差を示してほしいです。

 

アルミニウムアジュバントが自己免疫疾患を引き起こすことは、分子生物学のレベルでメカニズムが明らかになってきています。

さらに、製造過程で取り除けなかったHPV16L DNA断片は体内に入るとTLR9のアゴニストとして働き、自己免疫疾患を誘発すると言われています。

自己免疫疾患は、アルミニウムアジュバント(または環境中の化学物質)+遺伝的要因によって引き起こされますが、自己免疫疾患に罹った人の血中ビタミンDレベルはかなり不足していて、平均すると一般の人の半分の数値だそうです。
ビタミンD不足の自己免疫疾患患者にビタミンDを服用してもらうと、疾患活動度が低下し症状が軽くなったという報告もあります。

Shoenfeld医師は動画の中で「ビタミンD受容体の遺伝子型と自己免疫疾患の間に関係があるのでは」と言っていました。

 


www.ncbi.nlm.nih.gov

 


www.ncbi.nlm.nih.gov

 

遺伝子といえば、 

HLA-DRB1に特定の遺伝子型を持つ人は自己免疫疾患を発症するリスクが高いともいわれています。

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

HLA-DPB1が0501型、かつ抗アクアポリン4抗体陽性の人は、突発性の中枢神経系脱髄疾患にかかりやすいとのこと。

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

視神経脊髄型多発性硬化症(OSMS)の患者には、HLA-DPB1が0301型の人はいなかった。→相対的に、0501型の人が多くなっているともいえる。とはいえ、0501型は従来の多発性硬化症の発症に重要な役割を果たしているといえる。

また、0301型かつ視神経脊髄型多発性硬化症(OSMS)の人の多くに脳室周囲白質の病変がみられたとのこと。

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

多発性硬化症とHLA DRB1遺伝子との関係

kaken.nii.ac.jp

 

 

アルミニウムが血液脳関門を通り抜けやすいかどうかは、遺伝的要因だけでなく接種時の炎症状態にもよるそうです。身体のどこかに炎症のある人はCCL2やCCL20というケモカインが体内で過剰発現していて、そのケモカインによってアルミニウムが血液脳関門を通過しやすくなります。

 

Slow CCL2-dependent translocation of biopersistent particles from muscle to brain

 


www.jst.go.jp

 

また、HPVワクチンは卵巣の機能不全を引き起こすといわれています。

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

ヒト宿主ペプチドとHPV抗原ペプチド(ペンタマーやヘプタマー)のアミノ酸配列の類似性から交差反応性が示唆されていて、この類似性が自己免疫疾患を引き起こす原因になっているのではないかと指摘されています。

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

 

 

 

村中さんは「敵意や困難にめげず」と言われていますが、過去にMMRワクチンと自閉症+腸疾患の関係を発表したWakefield医師は免許を剥奪され職を失っています。

その論文を掲載した学会誌ですら、広告主維持のため(製薬会社の圧力に負けて)論文を撤回せざるを得なかったようです。学会誌は売上が少ないので、存続するためには製薬会社のバックアップが必要なのです。

HPVワクチン(ガーダシル)にHPV DNAが混入していることを明らかにしたLee医師も職場の病院を追放されています。

科学とは本来、偏見や利害関係など関係なく客観的に物事の仕組みを解明していくものだと思っていましたが、現在の科学や医学はお金によって研究結果が変わるようです。